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タイ文化。寺院巡りを楽しくする曜日ごとの色・仏像の意味を知ろう。

あなたは、自分の誕生日が何曜日か知っていますか?
タイでは、生まれた曜日をとっても大切にしていて、曜日によって「色や仏像」が決まります。
日本でいう「血液型占い」や「星座占い」のように、生まれた曜日で性格診断をしたり、運勢を占ったりもするのです。
この記事では、タイの曜日ごとの色・仏像、由来や意味などをまとめてご紹介します。
▽ 生まれた曜日は、CASIOの「ke!san」というサイトで調べられますよ。
タイでは生まれた曜日がとっても大切!

タイでは、生まれた曜日の色をシンボルカラーとして身に着けたり、お寺に行くと生まれた曜日の仏像を拝んだりします。
タイで寺院巡りをするなら、自分が生まれた曜日の仏像やその由来を知っておくと、より楽しめますよ。
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曜日ごとの色・仏像・由来と意味
日曜日(วันอาทิตย์|ワン アーティット)

仏像:プラプッタループ・パーンタワーイネート
菩提樹を見つめている立像。
シンボルカラー|赤
数字|6
守護動物|ガルーダ
特徴|自由を好む、合理主義な性格。
活動的で、リーダーシップがあるタイプ。
仏像の意味
仏陀が菩提樹の下で、7日間の瞑想を行ったとき、瞬きもせずに菩提樹を見つめ続けたという様子を表しています。
月曜日(วันจันทร์|ワン・ジャン)

仏像:プラプッタループ・パーンハームサムトーン
飢餓と日照りを制止する立像。
シンボルカラー|黄色
数字|15
守護動物|虎
特徴|おっとりしていて優しい性格。
堅実で、勤勉なタイプ。
仏像の意味
かつて川沿いに二つの国があり、飢餓と日照りから水を巡って争いを始めました。
仏陀は、手を差し出して飢餓・日照りを制止し、二つの国に平和をもたらしたいう様子を表しています。
火曜日(วันอังคาร|ワン・アンカーン)

仏像:プラプッタループ・パーンサイヤート
目を閉じ、両足を揃えて横になった涅槃仏。
シンボルカラー|ピンク
数字|8
守護動物|ライオン
特徴|少し短気で、頑固な性格。
上昇志向が強く、物事はっきり言うタイプ。
仏像の意味
仏陀が涅槃(ねはん)の境地に達し、悟りを開いたときの様子を表しています。
入滅したときの姿とも言われています。
水曜日( วันพุธ|ワン・プット)
水曜日のみ、夜が分かれているため2種類あります。

仏像:プラプッタループ・パーンウムバート
お布施の鉢を前に抱えた立像。
シンボルカラー|緑
数字|17
守護動物|牙がある象
特徴|親切で、信心深い性格。
自分の趣味を大切にするタイプ。
仏像の意味
仏陀がお布施をする姿を表しています。
シャカ国の王子であった仏陀が修行の旅に出る際、王様(父親)が食料を持たせたことが起源とも言われています。
水曜日(夜)(วันพุธ กลางคืน|ワン・プット グラーン クーン)

仏像:プラプッタループ・パーンパレーライ
石の上に座り、象と猿から献上物を受け取る座像。
シンボルカラー|黒
数字|12
守護動物|牙がない象
特徴|冷静で、秘密主義な性格。
何事に対しても真剣に取り組むタイプ。
仏像の意味
仏陀の教えに誰もが耳を傾けなかった頃、仏陀は森に一人わけ入り、動物たちに語りかけ説法したという様子を表しています。
木曜日(วันพฤหัส |ワン・プルハット)

仏像:プラプッタループ・パーンサマーティ
手のひらを組み、胡座をかいて瞑想する座像。
シンボルカラー:オレンジ
数字|19
守護動物|鼠(ねずみ)
特徴|プライドが高く、自信家な性格。
人に頼らず自分の意思で行動するタイプ。
仏像の意味
仏陀が菩提樹の下で長い瞑想に入り、悟りを開いたとされる日(木曜日)を表しています。
金曜日(วันศุกร์|ワン・スック)

仏像:プラプッタループ・パーンラムプーン
胸元で手を重ねて、仏法について瞑想する立像。
シンボルカラー:水色
数字|21
守護動物|土竜(もぐら)
特徴|感受性豊かで、社交的な性格。
人を惹きつける魅力があるタイプ。
仏像の意味
仏陀が悟りを開いて説法に出る前に、仏法について自問自答したという様子を表しています。
土曜日(วันเสาร์|ワン・サオ)

仏像:プラプッタループ・パーンナークプロック
ナーガ(7本頭の龍蛇合体神)に守護されて
瞑想する座像。
シンボルカラー:紫
数字|10
守護動物|龍(ヘビ)
特徴|忍耐力があり、努力家な性格。
孤独を好み、静かでマイペースなタイプ。
仏像の意味
仏陀が7日間の瞑想に入っているとき、雨嵐が吹き荒れましたが、菩提樹の葉がナーガへと変身し仏陀を守ってくれたという様子を表しています。
さいごに
タイで寺院巡りをする時は、生まれた曜日の仏像にお祈りをしてみましょう。
タイの文化を知ってから旅行に行くと、より楽しめますよね。
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